未経験エンジニアとして働き始めて早1年が経過します。
毎日ひーひー言いながら楽しく仕事しています。
さて、今回は私が未経験エンジニアとして転職を成功させたことについて、振り返り、実際にやったことをご紹介しようと思います。
1年間、未経験エンジニアとして働いてみて、転職活動の時にもっとここをしっかり考えておけばよかったとか、もっと採用企業のここを見ておけばよかったなどをお伝えできれば良いなと思います。
そしてまさに今、異業種から未経験エンジニアとして勉強している方や転職活動を進めている方の参考になれば良いと思います。
目次
公務員から未経験エンジニアになるなら、TechAcademy(テックアカデミー)で学ぶ
まず、そもそもどうやって勉強したのかについてです。
私は、TechAcademy(テックアカデミー)を利用して、オンラインで学習しました。

公務員として5年間働いておりましたが、その間プログラミングに触れることもなく、所謂未経験というような状態でしたが、自社開発アプリを持つ企業で、アプリの開発に携わることができています。
TechAcademy(テックアカデミー)では、PHP/Laravelコース、フロントエンドがセットになっているプランで、12週間で受講するコースを選びました。
Ruby on Railsを学ぶWebアプリケーションコースと迷いましたが、PHPの方が多くの企業(世界)でも使用されているという理由から、PHPを選びました。
ちなみに費用は、305,800円(税込み)でした。正直これ以上は厳しいなと思っていました。
学習にかける費用としては、人によって安く感じたり、高く感じたりすると思いますが、私の費用感は30万円前後が許容範囲でした。
結果からすると、30万円前後で、未経験エンジニアとして転職できたので安く済んだなあと思っています。
また、今だから言えることとしては、入ってからの方が学ぶことも多く、そのことを採用企業側も分かっているので、転職前にあれやこれやと詰め込むよりも、入ってからも十分に仕事をしていけるというポテンシャルを示せることの方が大事だと思います。
人によっては、安くも高くも感じるオンラインスクールのこの値段ですが、実際に教室に通う形式のスクールも見学してみましたが、オンラインスクールよりも費用が2倍以上掛かることがわかったため、オンラインスクールであるTechAcademy(テックアカデミー)を選択しました。
社会人であるならば費用面でも、TechAcademy(テックアカデミー)はオススメできます。
また私は、エンジニアになると決めて、公務員の仕事を辞めてから、学習にとりかかりました。12週間のプランだったので約3カ月で学習して、そこから就職活動を開始しました。
未経験で転職する場合、当然仕事をしながら学習したい、転職先が決まってから仕事を辞めたいという人も多くいると思います。
そういう方にこそ、自分の好きな時間に学習を進められるオンラインスクールはオススメできます。
12週間のプランであるため、メンタリングやチャットでのサポート、課題の講評を受けるには、この期間内でなければならないのですが、学習で使用するテキストはプランが終了してもいつでも見ることが可能です。
その点学習教材が充実しているTechAcademyは非常にオススメできると思っています。
公務員から未経験エンジニアになるなら 、ポートフォリオサイトを作成する

オンラインスクールのPHPコースとフロントエンドコースでは、それぞれのコースでオリジナルアプリケーションとオリジナルサイトを作成する課題が課されます。
そこで、ウェブアプリケーションとポートフォリオサイトと趣味のサイトといった具合に、合計3つを用意しました。
これらはオンラインスクールの受講期間中の12週間の中で制作しました。
1日5時間~8時間程度をプログラミングの学習と実習にあてました。
学習方法は、ただテキストを読み込むのではなく、実際に自分でコードを書いてみることが何よりも大切だとこの時感じていました。
そうして3カ月かけてできた3つのサイトを拵えて、転職活動に臨みました。
公務員から未経験エンジニアになるなら、転職理由はしっかり固める

Tech Academy(テックアカデミー)を受講すると、テックアカデミーキャリアと言われる未経験エンジニアを募集している求人サイトにも登録が可能になります。
テックアカデミーキャリアに自身のプロフィールを登録しておくだけでも、エンジニアを募集している企業側からオファーが来ます。もちろん自分が気になった企業にコンタクトを取ることも可能です。
また、テックアカデミーキャリアのプロフィールに制作したポートフォリオのリンクを添付しておくことで、企業側からオファーが来やすくなります。
私の場合は、自分から気になった企業に応募しました。
そしていくつか面接することになり、3回ほど面接をして、採用となりました。
面接の際には、「なぜ?前職を辞めてまでウチで働きたいの?」ということを聞かれました。
この質問は中途採用であれば、当然想定される質問でした。
当然、「安定している公務員を辞めてまでなぜ?」ということを聞かれました。
そこで、私は次の3つの観点で回答しました。
- 実現したいことが前職ではできない理由
- 採用する企業が持っている技術をどのように世の中に普及させるか
- 前職の将来性と採用企業での将来性
1つ目についてですが、私の場合は地方公務員として働いていたので、実現したいことが地方公務員という立場では難しい理由を説明しました。「〇〇なアプリを作りたい。それには御社の〇〇の技術や〇〇の知見が必要不可欠です。」ということを伝えました。
2つ目についてですが、私が採用された企業では自社開発を行っている企業でしたので、その開発製品について、予め調べておいて潜在的なユーザーについて言及しました。「〇〇の機能を追加すれば、もっと若い人たちにも利用されるようになるのでないでしょうか。それには私がこれまでに培ってきた…」と言った具合に前職の経験を絡めて、自分がその企業で役に立つ人間かどうかを積極的にアピールしました。
今思うと烏滸がましいと思ってしましますが、こういうアピールがないと他の応募者と比較できないので言ったほうが良いと思います。
3つ目についてですが、思い切って転職に踏み切った理由の核心に触れました。
地方公務員という前職において、自分がやりたいこととその組織が今後どのような方針で進んでいくのかを自分なりに考えて説明しました。そして自分がやりたいことと、採用企業がもつ可能性を自分なりに考えて説明しました。
採用側からしたら、すぐに辞めてしまうような人を雇いたくないはずです。
ですから、自分がやっていきたいことと企業のやっていることをうまくすり合わせた回答をしました。
この3つの観点で話したところ、面接も非常にスムーズに進み、終始良い雰囲気でした。
ただ面接において、重要だなと思った質問は、「複数人での開発経験はありますか?」という質問がありました。
これに関しては、Tech Academy(テックアカデミー)では経験することはできませんので、正直に「ありません」とお伝えしました。
当然、仕事は一人で行うものではなく、チームで開発をすることが多いでしょう。
ですのでこの質問に対して、経験があってどういうポジションで何をしていたかを伝えられるのは大きなアドバンテージになるなと思いました。
当然、「開発」というところは、未経験エンジニアとして転職活動をしている身の上ですのでありませんが、公務員でも複数人でのプロジェクトに携わることはあったので、そのことを伝えるのもありだなと、今は思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか、少しでもお役に立つ情報があったのなら幸いです。
まだまだ私も駆け出しですが、同じ志を持つ人を応援しています。
私自身の経験をベースにしているので、オンラインプログラミングスクールとしてTechAcademy(テックアカデミー)はオススメできますが、他にもオンラインスクールはたくさんあります。
人それぞれ向き不向きはあると思いますが、私の経験を一つの比較事例としてスクール選びや転職活動にお役立ていただければ幸いです!